III International Symposium on
the Ancient Maya in Japan:
Recent Interdisciplinary Research in
Maya Archaeology
第3回
国際マヤシンポジウム
異分野融合で見える最先端のマヤ考古学
征服者ペドロ・デ・アルバラード
(ウィキペディアより)
スペイン征服期
(概ね安土桃山〜江戸時代)
紀元後1500〜1700年頃
スペイン人征服者の攻撃を受け、独立国としての古代マヤ諸王国は1500年代に概ね全てが滅亡。最後に残されたタヤサルを中心とした王国も18世紀を前に滅亡。
イシムチェ遺跡、グアテマラ
(鈴木真太郎撮影)
ウシュマル’遺跡、メキシコ
(鈴木真太郎撮影)
パレンケ遺跡、メキシコ
(鈴木真太郎撮影)
カラクムル遺跡、メキシコ
(鈴木真太郎撮影)
後古典期
(概ね平安時代〜鎌倉時代〜室町時代〜安土桃山)
後期
紀元後1200〜1500年頃
北ユカタン地方で諸都市が抗争。
主な遺跡:マヤパンなど
グアテマラ高地の諸王国が勃興し、互いに抗争。
主な遺跡:イシムチェ、ウタトラン、サクレウなど
前期
紀元後900〜1200年頃
中央メキシコのトゥーラなどと活発に交流。
北ユカタン地方に多くの人々が移動。
主な遺跡:チチェン・イッツァ、ウシュマルなど
古典期
(概ね古墳時代〜飛鳥時代〜奈良時代〜平安時代)
終末期
紀元後800〜900年頃
ペテン地方を中心とした古典期マヤ諸王国の崩壊・放棄。
後期
紀元後600〜800年頃
ペテン地方を中心とした古代マヤ文明の最盛期。
巨大な石造モニュメント建築、マヤ文字による歴史碑文、王国間での戦争。
主な遺跡:ティカル、カラクムル、パレンケ、コパン、ピエドラス・ネグラス、ヤシュチラン、トニナーなど
前期
紀元後250〜600年頃
中央メキシコのテオティワカンと活発な交流。
ペテン地方にカラクムルを中心とした「蛇」王朝、そして蛇王朝と激しく対立するティカル王朝が、それぞれ発展。
主な遺跡:ティカル、カラクムル、カミナルフユなど
先古典期終末期あるいは原古典期
(概ね弥生時代)
紀元後100〜250年頃
先古典期諸都市の崩壊・放棄。
チャルチュアパ遺跡、エルサルバドル
(市川彰撮影)
先古典期あるいは形成期
(概ね縄文時代〜弥生時代)
後期
紀元前400〜紀元後100年頃
マヤ文字による表記システムの誕生、マヤ神聖王権の萌芽。
主な遺跡:エル・ミラドール、カミナルフユ、チャルチュアパ、タカリク・アバフなど
中期
紀元前1000〜400年頃
社会の複雑化、世襲の支配者の出現。
主な遺跡:ラ・ブランカなど
前期
紀元前1800〜1000年頃
文明の黎明期